男性より女性の浮気が多いと言われる時代の変化に合わせて、今女性探偵が求められている。同性の強みを生かして調査をスムーズに進行、多くの依頼者の信用を獲得している。女性ならではのきめ細かいケアと粘り強さが信条の『セントラル総合探偵社』。独立して15年の知識と経験を踏まえた調査が頼もしい。
女性の探偵は珍しいと思いますが、女性ならではの利点を生かした調査が評判だそうですね。
はい。例えば遊園地に入った場合、男女でペアを組めば怪しまれずに尾行する事ができます。また、女性専用車両や女性用トイレにも入れますので調査対象者を見失う可能性が極めて低く、利点は多いですね。万一、尾行に気づかれてもカムフラージュしやすいですし、探偵だと思われにくいので気づかれる確率も低いです。女性スタッフがいないにもかかわらず、社名に女性名を使用している探偵社もございますが、当社は私を含めて女性2名・男性2名のスタッフがおりますのでご安心いただけるのではないでしょうか。
女性でも活躍できる仕事だと初めて知りました。どんな依頼が多いのですか。
やはり浮気調査が一番多いですね。今は女性の浮気が多く、ご依頼者の6割は男性なんですよ。また、弁護士さんからの依頼で離婚調停を有利に進めるための資料を揃えたり、法人様からの社員による不正行為の調査などもございます。会社を通さずに仕事を受注し丸儲けしている、休業補償を支給されているにもかかわらず実は元気に働いている、そのような事例の証拠を集め報告しています。
人間を見るというお仕事は大変でしょうが、特に心がけている事はありますか。
以前、ご主人の浮気調査を奥様に報告し大変喜んでいただけたのですが、帰宅後に自殺未遂するというショッキングな事があったんです。この経験から報告書を渡して終わるのではなく、調査終了後のアフターケアの重要さを痛感しました。そこで、メンタル心理カウンセラーの資格を取得しました。長年の経験に加えて心理学を勉強した事で、より調査対象者の不審な動きや次の行動が読めるようになりました。
女性ならではの配慮も視野を広げているのでしょう。
正直、体力面で男性にかなわない部分はあるのですが、きめ細かいフォローで仕事の質を高めたいと思っています。ご依頼者の多くは何年も悩んで依頼に来られますので、精神的なケアは大事ですね。更に充実したケアのために、上級メンタル心理カウンセラー取得に向けても勉強中です。例えば浮気も何か理由があっての事かもしれませんので、その心理を調査に生かしていきたいですね。
そうした心配りも依頼者の力になり、きっと心を開く糧となりますよ。
おっしゃる通り、探偵社に対するイメージをもっと敷居の低い気軽なものにしたいですね。過去は届制度もなく、誰でも探偵になれましたが、平成19年6月に探偵業法ができ、公安委員会から探偵業届出証明書の交付を受けた業者のみが調査業を営む事を出来るようになりました。欠格事由(探偵社を営んではならない人)もあります。今は電話をかけるまでに勇気がいるといった状況でしょう。もう少し気軽にご相談していただけるように、業界のイメージを向上させたいと考えています。責任を持ってサポート致しますので、安心してお任せ下さい。